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アント英語スクール代表 松並 順子のエッセイ |
ラテンでラブラブ! |
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2002年12月 |
外は、日々寒くなりますがラテン系友人の日常はとってもホットです。 先日チリ人の友人がアンデスミュージックのライブをするというので"モアイ"というチリレストランにいきました。向こうでは、食事をしながら アンデスニュージックを楽しむお店がたくさんあるそうで、まるでチリに旅したような気分になりました。"コンドルは飛んでいく"のような物悲しいアンデスインディオの曲ですが、木でできた何種類かの笛とギター、チャランゴというウクレレのような楽器、打楽器で友人たちの演奏は情熱的に深く心に訴える美しい演奏でした。そこでスペイン人の友人にバッタリ会い演奏の合間に話し掛けると英語で力強くベラベラと共通の ラテン系友人の話となりましたら止め処も無く会話が続きいつものごとくエネルギー負けしてきました。一緒に行っていたエルサルバドルの美しい女性のマイダを紹介すると会話は突如スペイン語となり一段とにぎやかです。話題はもちろんラテン系のトピック、愛についてだとマイダが英語で訳してくれました。熱っぽく語るのでじっと聞いていても何だか怒っているようにも聞こえます。内容は"日本の家庭は夫婦のラブが無いようだ。"という事でラテン系の各国では、結婚20年経っても毎日 お互いに"あなただけ愛してると"情熱的に言い合わないといけないそうで、日本の男性がクラブでホステスさんの手を握ったりはとんでもないということでした。とにかくお互いに愛を大切にその結果、嫉妬深くて、相手が死んだらもう生きて入れないとばかりにいつも不安になるそうです。友人のベテラン主婦に話すと、そんな生活うっとおしいという事でしたし、突然ご主人の態度が優しく変わったら何か裏があるのではと思いそうだとまで言っていてラテン人の不幸そうに思えるそっけなさで十分幸せとの事でした。これでは、国際結婚もなかなか大変とおもっていたらスペインの友人は日本人の奥さんが冷たいといっていましたが、毎日熱く語られたら疲れてしまって 思わず、ちょっと静かにと言いそうな気がします。ラテンの女性は愛の無い生活は地獄と思えて、毎日男性に愛を語ってもらうように心を情熱的に磨くそうです。マイダのご両親も結婚何十年ですが、とっても充実して愛のある熱いご両親でとっても嬉しく誇りに思えると言っていました。 マイダは"とにかくラテンの国に行って御覧なさい。人生が違うのです。"と熱く締めくくり是非南米各国、スペインを訪問したくなりました。

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アント英語スクール 松並 順子 |
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